へんば餅ができるまで

製 造

へんば餅製造の朝はとても早く、
まだ日も上がらない
朝の四時ごろからはじまります
毎日、出来立ての味を
皆さまに召し上がっていただくために。

餡を炊く

へんばやの「餡」は国産小豆を丁寧に炊き上げた滑らかなこし餡です。大きな圧力鍋で炊き上がったあずき窯を開けると工場いっぱいに、蒸気と豆の甘い香りが漂います。炊き立ての餡はすぐには使用せず、冷蔵庫で一日休息させることで、舌触りよく味馴染みのよいやさしい甘さに仕上げていきます。

餅を搗く

へんば餅の生地は、厳選された国産の米粉を蒸しあげて、丁寧に搗きあげたもちもちの食感の団子生地です。餡がない状態でも、口にするとうっすらと上品な甘さを感じることができます。この搗きたてもちもちのやわらかい生地と、一日寝かせて味の馴染んだ餡とを包み合わせて、創業以来変わらぬ、へんば餅に仕上げていきます。

餅を焼く

へんば餅を焼く専用の機械は、もともと卵焼きをつくるものでした。それを一度にたくさんのへんば餅が焼けるよう改良を行いました。同じ鉄板で焼かれても、どれひとつ同じ焼き目にはならないため、時折、ハート型に見える焼き目や星型に見える焼き目ができるなど、その個性は様々です。お召し上がりになる際には、へんば餅の焼き目もぜひお楽しみください。何か特別な形に見えてくるかもしれません。