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小俣めぐり

伊勢神宮は、内宮と外宮を御正宮(ごしょうぐう)として14の別宮と109の摂社、末社、所管社の125社から成り立っています。125社の神宮めぐりは神宮会館の基準により、大きく「13めぐり」で編成されており その内の一つが「小俣めぐり」です。小俣めぐりの 3つの摂社「湯田神社」「狭田国生神社 」「小社神社」をご紹介します。

湯田神社(ゆたじんじゃ)

伊勢神宮「内宮」 第9位とされる摂社です。
かつてこの辺りは神宮の神田だったため「湯田」の地名は神田を意味する斎田(ゆた)に由来するとされています。神宮神主の荒木田氏によって開墾され、ご利益は農業全般、五穀豊穣などで土地の農耕守護の神として祀られています。
開けた田畑の中にぽっと出現する深緑地帯、その中央にお社が祀られています。外側から拝見しても その一帯だけ美しい深緑に囲われており、何かに守られているような不思議な魅力を感じます。

狭田国生神社(さたくなりじんじゃ)

伊勢神宮「宮内」 第26位とされる摂社です。
すぐ近くを流れる外城田川の神様2柱とその土地の守護神の3柱が祀られています。川の神様ですが田の神様でもあり、五穀豊穣のご利益があるとされています。
外観は一重の玉垣に囲まれているのが大変特徴的です。町なかに鎮座され 地元の人からは「はいこさん」と呼ばれ親しまれています。「はいこ」とは川の神様の名前である速川比古命(はやかわひこのみこと)が変化したものだと言われています。

小俣神社(おばたじんじゃ)

伊勢神宮「外宮」第16位とされる摂社です。
外宮摂社としては唯一宮川の外側(西岸)に鎮座しています。御祭神は『古事記』にも記載される宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)日本に広く食物神として信仰されている女神です。地元住民からは「いなべの社」「稲女(いなめ)さん」と呼ばれ親しまれており、この地域の五穀豊穣の守り神と伝えられています。
すぐ隣には八柱神社が祀られており、同じ境地内に摂社と神社が隣接しているのが大変珍しく特徴的です。さらに神社の隣にはお寺があるため「小俣の神社仏閣通り」となっています。

いかがでしょうか。いずれの3つの摂社とも静粛で厳かでありながら、何ともいえない神聖な空気感があり魅力的な場所です。伊勢小俣へお越しの際には、へんば餅を手土産に小俣めぐりを楽しむ旅も一興かもしれません。